勝ちたい勝ちたいと思っているときは
勝てなくて
幸せにしてやりたいと思うようになってから
勝てるようになった
というある学生スポーツ監督の記事を読みました
なぜこういうことがあるのでしょうか
監督が勝ちたいと思うことは当然のことですが
それが自分の地位や名誉のために勝ちたいと思っていたとしたら
その思いに選手たちはどう思うのか
かたや
選手たちのためにという思いが強く
幸せになってもらいたいという監督がいたとしたら
選手たちはどう思うのでしょうか
実際に試合をするのは選手です
その選手たちのモチベーションが高まるのは
勝ちたいと思っている監督か
選手を幸せにしたいと思っている監督か
どちらかが必ずというものでもなく
勝ちたいという気持ちと
幸せにしたいという気持ちも
ゼロ百ではなく
どちらが強いかということだと思います
もちろんその年その年で
運も必ず関係してくると思いますので
一つの勝ち負けの原因を決めることはできません
ただ
監督として
自分の心の持ち方が
何かに影響を与えていると考えて
どういう影響を与える方がいいのか
それは真摯に向き合うことが必要だと思います
経営者や上に立つ人は
自分の心の持ち方が
その組織のあり方に影響すると
いつも思っておいた方がいいと思います