令和3年7月19日に大阪報徳会にて「私と報徳」の発表をしました
テーマは「報徳と経営」美容室経営と報徳について
・伊那食品の年輪経営から学ぶ というものです
伊那食品さんは「いい会社をつくりましょう」という経営理念を実践しています
その年輪経営の本より、抜粋したものをまとめました
【至誠】
遠くを計るものは富み 近くを計るものは貧す
人の犠牲の上に立った利益は利益ではない
信頼関係は契約書より大切
動機が善であるならば上手くいく
【勤労】
言葉遣い、丁寧なあいさつ、掃除をおろそかにしない
掃除は物言わぬ営業マン
会社の要諦はファンづくり
【分度】
身の丈に合わない商売はしない
寒天ブームが教えてくれたもの
【推譲】
自分の力で設けたものではないものは預かりもの
社員の幸せが徐々に増えていく経営
幸せになりたかったら人から感謝されることをやる
【積小為大】
急成長は敵、目指すべきは年輪経営
経営に即効薬はない
小さなことを軽んじることは大きなことを軽んじること
【一円融合】
会社は社員を幸せにするためにある
経営とは「会社の数字」と「社員の幸せ」のバランスを取る事
性善説に基づくと経営コストは安くなる
社員を不幸にする会社ならないほうがいい
企業価値を測る物差しは「社員の幸せ度」
老舗企業の5か条
1,無理な成長はしない
2,安いと言うだけで仕入れ先を変えない
3,人員整理をしない
4,新しくよりよい生産方法や材料を常に取り入れていく
5,どうしたらお客様に喜んでいただけるかという想いを持ち続ける
伊那食品のいい会社を作るための10か条
「年輪経営とは
常に改革を心掛けながら、会社の基本的な理念は守り続ける。
これを実行していくのは難しそうに見えますが、私に言わせれば簡単です。
遠きをはかっていればいい、これだけです。
会社の原点は動かさずに、何年か先を見て仕事を進めていけばいいわけです。」
伊那食品さんのすばらいい経営を手本として
少しでも近づけるように努力していきます